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超暗号馬券

現在、中央競馬は春のG1シーズンに突入していまして、先週日曜日は高松宮記念が中京競馬場で行われました。G1レースというと、その週に起きた大きなトピックスにまつわるナンバーの馬同士で決着することが多い、という都市伝説があります。勿論、そうでない決着も多いんですが、不思議と終わってみると「ああ、あの番号の……」となるレースがあるんですよ。これを暗号馬券と言って、俺も時々、遊びでほんの少額、賭けることがあるんです。


それでです。先週一番のトピックスというと、マリナーズのイチロー選手の引退試合があったことですね。イチローで暗号数字になるのは、文字通り名前からの1番6番。馬番16番。背番号51の1番5番。馬番15番ですか。実際、この組み合わせは馬の実力以上に売れていたようで、1番絡みの他馬との組み合わせより安い配当になっていました。しかし冷静に見ると、1番のスノードラゴンは11歳馬と超高齢馬で、結果的にこのレースが引退レースになりましたし、とてもとても3着以内に来そうになかったんですね。そこで俺なんかは、このレースでイチロー絡みの暗号馬券は出ないな、と判断し、まっとうな予想に向かったんです。ですけども……。


イチローの暗号はまだあったんですよ。イチローと言えば安打製造機。生涯通算ヒット数は日米合わせて4367本だったんです。ここに目をつければ、3、4、6、7の3連複をたった4通りで買えたんですよ。4通り、つまり400円で買ったとしましょう。その結果、レースの入着順は3、4、7でズバリ的中!配当は驚くなかれ、87万強だったんですよぉ!しかも、もしかして3連単24通り買っていたら、449万強だった~~っ!


それくらい人気のなかった組み合わせだったわけですが、暗号馬券の見地でなら、まして400円なら買えるでしょう?実際、俺はその程度の根拠で何度もやっているんです。安く買ってでかい配当が俺のモットーだから。全国に相当数、それで取った人がいるはずで、なんで今回、俺は気づかなかったかなぁ~~。


これはちょっと忘れられない馬券になりましたよ。

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by asadakei | 2019-03-29 22:17 | 芸能スポーツ | Trackback | Comments(0)