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UFOが墜落したら

 頭を使わずボケーッとしたい時には、youtubeでUFO映像を見たりします。毎度毎度、よくもこんなにって数の映像が世界中からアップされているんですね。

今じゃ皆、知っているように、これらの99パーセントはCG映像なんですが、「まあ、よくやるなぁ。実際にこういう事態に立ち会えたら、語り草になるだろうなぁ」なんて思いつつ見るんです。

宇宙の広さを考えると、恒星間を物体で旅行するなんて、到底無理だと思うんですけど。数年前のニュースで、30年近く前に地球を出発したボイジャーが、この度、やっと太陽系を飛び出した、なんてことが伝えられました。太陽系に知的生命体がいないのは常識ですから、エイリアンがくるとしたら、太陽系外からですよね。その為にはまず、太陽のような恒星があって、その衛星があり、そこで育った生命体がいなくちゃいけない。昔、俺、近くの恒星ってどれ位離れているか計算したことあったんです。それによると太陽系の半径を5センチに縮尺した場合、一番近くにある恒星でも4キロ先。4キロですよ。地球から出たボイジャーが出るのに30年かかったのが5センチなのに。しかもその恒星には、惑星の位置からして、知的生命は望み薄らしい。エイリアンのいる星があるとしても、もっともっと遠いわけですよ。宇宙人だからどんな科学力あるか分からないけど……無理だと思うなぁ。

それでも相手は宇宙人だし、なんらかの方法で飛んできていないとは言えない。まあ、そうですね。で、実際に地球の上空にきたUFOがいたとして、その中に宇宙人がいて操縦している、というのはあり得ない気がするなぁ。あれは人間が操縦しないと動かない船とか旅客機の発想でしょう。地球に置き換えて考えてみましょう。これだけAIが発達した今、遥か遠くの惑星に探索機を飛ばすのに、なにも有限の生命である人間が乗り込んでいく必要はない。360度撮影できるカメラを始め、あらゆるデータを拾える機能を搭載したマシンを送ればいい。そこまでの機械を作れる宇宙人なら、同じように考えると思うな。

だから万々が一、他の星からUFOが地球に来ていて墜落しても、その中から宇宙人が出てくる、なんてことはないと思います。中は全部、機械。これで間違いない。

まあ、そう思いつつ、夢を広げるのは楽しいんですけどね。
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by asadakei | 2018-12-15 12:08 | 雑感 | Trackback | Comments(0)